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シニアライフはゆったりと~


by dojico
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突如として高遠の花見

その機会は、全く突如としてやってきた。高遠の花見である。
昔、高遠出身の同僚が武田信玄の武勇と共に誇らしげに語るのを聞きながら、
何時か・・・と憧れつつも何やかやと中々足が向かなかったのである。
が、「17~20頃が見頃だろうから」と急な親しい友よりの誘いの電話。何故か
この時期、スケジュールは満杯であったが、やりくりして19日に乗ることに。
何故って、この後、見頃にぴったりあわせられる機会がそうあろうとも思え
なかったから。体調も、アレルギーが起きており郷里へ出かけて以来の「崩れ」
から脱却しておらず一抹の不安はあったのだが~。
丁度、デジカメを100gからFUJIのFinePixF10の200gに格上げ?購入した
ばかりだった。試し撮りをしてみるチャンス到来と、いきなりの持参である。
腱鞘炎なので、「軽さ」をコンセプトに選んできたがブレは否めずであった。
FUJIの売り、「ISO1600とディスプレーが大きい」ことに衝動買いをしてしまう。
然し、意外な落とし穴が。室内でセットするときは、実にクリアに見えたのだが
晴天の高遠城址の満開の桜の下では、光が乱反射し折角の大きなディスプ
レーも白濁紗幕をかけたようで、全くフレーミングできないのだ(液晶だからと
言われればそれまでだが~)。何度も、ありもしないファインダーを覗くしぐさを
しては、カメラの角に眼鏡をぶつけ「ああ、ファインダーがなかったのだ」と愕然。
おまかけに、平日にも係わらず銀座以上の人波、人気のスポットには三脚
持ちのカメラマンが陣取っており、限られた時間では待ちきれない。
従って、記念写真さえ撮れているやらという不審状態とソフトを入れる面倒もあり
草原状態の庭の草取りに専心してしまったのだが・・・ついに意を決して開けて
みた。

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「天下第一の桜碑」前の「桜雲橋」は、門前も裏側も人・人の波でまかり通れず
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やや赤みがかったと形容される「コヒカンザクラ」の特徴は、花芯にもあるようだ
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約1500本といわれる「コヒカンザクラ」が城址公園付近を華やかに彩る
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アルプスも垣間見え。明治8年以来という桜植樹の労苦が、報われる景色だ。
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歴史博物館・エントランスホールのガラス越しに見た高遠湖畔のビュー
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有島生馬の碑と簡素な絵島屋敷(この屋敷で江戸大奥の大年寄だった絵島が、
政争の犠牲?でか遠流となり30年近くを過ごしたという。何時の世も、同じか)
by dojico | 2005-04-26 15:24